入学式が終わった、次の日からは、オリエンテーションが始まり、ある程度の友達はできた。
そして、時間割には、火曜と土曜の体育のところに横浜って書いてあった。その二文字を見るだけでカーッと顔が赤くなってしまった。
またもや、ふうかは、「みあみあ!ゆうちゃんが、体育担当だって!!!!やったね!」って私に満面な笑みで話した。
そしたら、蓮も私たちのところへきて、「ふうか、うっさい。横浜のどこがいいのか、俺にはわかんねえ。
ねえ、美亜?もちろん美亜は、横浜のことかっこいいとか思わないよな?」って聞いてくる。
「ごめん、ふうか。私もどこがかっこいいのかわからないかな。」って私も笑いながらいう。
本当は、そんな風に思ってない。寧ろ、私は、大好きで大好きでたまらなかった。
何も用ないのに、横浜先生に会いたくて4組で中学の頃、部活一緒だった友達のところに遊びに行ったりしていた。