PLACE 君の知らない物語

そこに愛也の闇を見た気がした


彼は深く傷つき、それを違う人にその傷をつけようとしているんだ


その度に彼の心を荒み、壊死してゆく


「モノじゃないよ。 人間だ。たったひとりの
愛也、君だって愛されたことはあるだろう?」


愛也、気づいてる?


「愛されたことのない人は、“愛”なんて知らないよ。愛也は知ってるじゃん。」


だからね、愛也が気づいていなかっただけで


「きっと愛也はいろんな人から愛されていたよ」


「少なくとも母親からは、じゃないと愛也なんて名前貰わないでしょ?」


「君が愛が欲しいなら、僕たちがあげる。」