雄大‘s story
綾牙side


「ねぇ、僕たちのチームに入らない?」


「............俺は自由がいい。」


間髪入れずに返された返事


暗闇だからなのか、それとも彼の目が暗いのか、目に光はない


「............君に居場所はある?」


バッと顔を上げた彼に微笑みを向ける


「僕たちは知ってる。君のことを。
居場所を探していることも、君は“裏切られた”ことも。」


そう言うと雄大は僕の胸ぐらを掴んできた
秀爾は僕を助けようとしてきたけど、目線で制す