PLACE 君の知らない物語

プルルルル


夜の静寂を打ち破ったのは光貴からの電話だった


「もしもし「リョウ? 白蘭と死月 ぶつかるよ」 ああ、分かった」


明らかに戦闘モードの光貴、いや コウ か


じゃあ準備をしなければな


そう思った俺はバイクにまたがり、轟音を響かせこの街を後にした




「さぁ、俺たちの時間だ」




「さぁ、俺たちの時間だ」













「おかえりなさい!リーダー!」


「ただいま」


下の奴と会話をしながら上の階に登る
部屋を開けると全員が待っていた


秀「全部繋がったのか」


疑問形じゃない時点でもう分かっているだろうに、それでも聞いてくる


「分かったよ。 これでどう動くか決められた」


光「死月は一週間後白蘭を攻めるそうだ。」


「分かった。 いいか、俺たちは———」