PLACE 君の知らない物語

“俺”は夜目についた奴らを潰していった
それで花夜がいない苦しみを紛らわせようとした


効果はなかった
でも止めることはできなかった


手が勝手に動くんだよ
自分では押さえきれない感情が


あいつらは毎日相手の返り血まみれで帰ってくる俺をみて、何度も止めろと言い続けた


俺って最低だよな
言われていても、やめなければと分かっていても拳は止まらなかった


でもそんなある時