PLACE 君の知らない物語

次に目を覚ましたのは............多分2日後くらいだった


目を開けたらあいつらが、てか特に雄大が泣きながら「おぎだぁぁ!!り゛、りょう が がおぎだぁぁ!!」
訳)起きた!!綾牙が起きた!!


もう大号泣
僕は寝ぼけてて状況がよく分からなかったけど、今になって考えればすごく心配してくれてたんだって


雄大の声を聞いてあいつらも下の奴らも来るもんだから僕押しつぶされそうになったよ


なんか............愛されてんなぁって思った


でもさ
なんか心が満たされなかった


いつもあるはずの笑顔がなくて
心はどこか欠けていて


なんか、こう............
心の一番柔らかい部分が悲鳴をあげていたんだ


僕だけじゃなく、みんな