僕より背の低い薫が
僕の手を引き

手頃な石の上に乗る

危ないよー

薫を支えようとした


僕の両頬を包み、薫が口づけをしてきた


これって//////





月明かりに、同じ目線の薫が照らされる


抱きたい







薫を石からおろして
いつもの旅籠に行く


薫も緊張しているようだったけど


「好きだよ」


薫が頷いた


「薫は?」


頷いてくれた



僕達は、想い合っている



とても嬉しかった

病のことなんて忘れていた


僕は、薫と1つになれたことが
幸せすぎて






浮かれていたのかもしれない