「私は今の愛ちゃん好きだよ?今までで一番いい顔してるもん。」
「そうかな・・・」
「もう愛ちゃんの辛い顔見たくないもん。だから、後悔しないで欲しい。」
さっちゃんがそう言ったときチャイムが鳴った。それを合図にみんなが自分の席に戻っていく。チャイムが鳴り終わると同時に前の扉と後ろの扉が開く。前の扉からは4月から担任になった清水先生がいつも通りの顔で入ってきて、後ろの扉からはいつもぎりぎりの滝ちゃんが「余韻!!」と叫びながら息を切らしていた。すると先生が「チャイムの余韻はもう切れているわよ」と返して、クラスのみんなが笑う。私も笑う。そして、委員長の号令を合図に朝のHRがいつものように始まる。
いつも通りHRが終わって
いつも通り1時間目の英語が始まって
いつも通り英語の長江先生は怖くて
いつも通り1時間目が終わる。
いつも通り休み時間はみんなと話して
またチャイムが鳴って2時間目が始まって
地理のさんちゃん先生は面白くて。
何一ついつもと変わらない。特別な日なんかじゃない。西原くんに会えるのだっていつもと変わらない。なんとも思ってない。ただいつもみたいに、友達同士で笑っている姿をみて・・・。
「そうかな・・・」
「もう愛ちゃんの辛い顔見たくないもん。だから、後悔しないで欲しい。」
さっちゃんがそう言ったときチャイムが鳴った。それを合図にみんなが自分の席に戻っていく。チャイムが鳴り終わると同時に前の扉と後ろの扉が開く。前の扉からは4月から担任になった清水先生がいつも通りの顔で入ってきて、後ろの扉からはいつもぎりぎりの滝ちゃんが「余韻!!」と叫びながら息を切らしていた。すると先生が「チャイムの余韻はもう切れているわよ」と返して、クラスのみんなが笑う。私も笑う。そして、委員長の号令を合図に朝のHRがいつものように始まる。
いつも通りHRが終わって
いつも通り1時間目の英語が始まって
いつも通り英語の長江先生は怖くて
いつも通り1時間目が終わる。
いつも通り休み時間はみんなと話して
またチャイムが鳴って2時間目が始まって
地理のさんちゃん先生は面白くて。
何一ついつもと変わらない。特別な日なんかじゃない。西原くんに会えるのだっていつもと変わらない。なんとも思ってない。ただいつもみたいに、友達同士で笑っている姿をみて・・・。
