正紀:夢起きてる? 正紀:もう寝たかな。ごめんね。明日は電話しよう 正紀:おはよう あーう、はやく電話したい。ベタベタに甘えて一日の疲れを癒してもらいたい。今のわたしには、すでに丸二日ぶんくらいの疲れが溜まってる。 ダサダサの正紀にこんなに依存してるのは、正紀が正紀だから。わたしは昨日のとおり怒りっぽくて、すぐにいじけてしまう。そんなわたしを正紀はいつもいつも追いかけて引き止めて、暖かく包んでくれる。