正紀:そうか。悪かったな、俺はお前ほど見た
目に気も使ってない、カッコよくもなく
て。見た目は整形をする他、どうしよう
もないだろ。その分俺は中身を磨いてる
つもりだ。
スクロールして二つ目を開く。長文だ。
正紀:こうなったら正直に言わせてもらうぞ。
お前は見た目を気にしてるようだが、
結局は中身だぞ。どんなに見た目をよく
しても、人のことをダサいやら罵ってい
たら、何の意味もないぞ。むしろお前は
見た目に気をつかいすぎて、中身を全く
磨いてないしな。
落ち着いて……まだ一通残ってる。
正紀:今回は俺は謝る気はない。悪いとも思っ
ていないからな。お前が俺を悪いって罵
るなら俺はもう何も返さないぞ。
わたしは返事を返さずにそのままベッドに倒れた。頭の中で未来予想図をする。
