コツコツコツコツ

コツコツコツコツ

いい加減、諦めてくれるだろうと思ってたのに、そいつはまだ私についてきた。


「いつまでついてくんの?警察呼ぶよ?」

さっきの罵声にこの言葉。

本当、性格悪いな私。


冷たい態度でこいつを突き放そうとすると

「ごめん。けど、話したくて…」

と、いつものヘラヘラした態度ではなく、真剣な態度で私に言ってきた。

…流石に話くらいは聞いてあげよう。

「…いいけどこれで最後にしてよ」

「うん。ありがとう。道端じゃなんだから、公園で話そう」

こうして私達は公園に移動した。