学生帳に書いてあった学校の名前を見てスマホで調べてみた。

どうやらこの大起という男の子は公立の学校に通っているらしい。

なんとかスマホを頼りに学校へ着く。

「はぁっ。疲れたぁぁぁ。」

靴を脱ぎ、廊下を歩き教室へ向かう。

「テストだるかったー。」

「あんたが狙ってた先輩付き合ってるらしいよ。」

「あの映画みたー??まじ泣けた。」

どうやら放課のようだ。

気配を消して今日へ入ってみる。

「お前遅せぇよ!!」

!?!?!?

どうやら大起という人の友達のようだ。

「ご、ごめんなさい!!」

「なんで、敬語なんだよ。てかなんで遅刻すんだよ!?」

「えーと、私もよく分からなくて。。。」

「私?」

「あっ俺!」

少しの沈黙が流れる。

あー自分が男だってこと忘れてた。

「お前。誰なの?まさか.......◽︎○&¿#→✧?」

その言葉を聞く前に頭に激痛が走り私の意識は途絶えた。