七宝は海を眺めた。

「綺麗だよね、沖縄の海」

ふいに声がして、見ると冬羽が立っていた。

「たかちゃんっ…。
歩夢、なんて?」

心配そうに冬羽を見る。

「ミュージシャンにやけどを負わせてしまってって反対に謝られたよ」

「やけどの跡、残るのかな…?」

「さぁ?
だけど、美雨と七宝を守れたからよかった」

「たかちゃん、ありがとう」

七宝は冬羽に頭を下げた。

「どういたしまして」

「ところで、なにか用?」

冬羽は七宝の隣に座った。

「俺、七宝が好きだ。
付き合ってくれないか?」

「はいっ」

七宝は頷いた。

こうして、冬羽と七宝は、付き合う事になった-。