-東京はたくさんのビルが並んでいる。

「暑くないね」

七宝(なほ)の言葉に、奏多(かなた)は苦笑いを浮かべる。

「秋だしね、それに沖縄に比べたら…。
今からメンバーを紹介するからね」

「ありがとうございます。
緊張する…」

「大丈夫!
みんな、いいヤツだから」

奏多が優しく七宝の髪の毛に触れる。
その時、トクン…と胸が音を立てる。

スタジオの中に入ると、aqua Blueのメンバーは揃っていた。

「皆、こっちに来て~。
前から話してたけど、この子が七宝ちゃん」

「初めまして、よろしくお願いします」

七宝は慌てて頭を下げる。

「七宝ちゃん、紹介するよ」

奏多の言葉に、七宝は顔を上げる。