次の日の夕方には結翔が帰らないといけなかったから、昼頃までゴロゴロして昼過ぎに家を出た。

街をぶらぶらと歩いてゆっくり過ごした。

空港まで行って、お別れのハグをした時には、もう悲しくて悲しくて、でも泣いちゃいけないと我慢してた。

明るく手を振ってまたねって言った。