日付が変わる頃、この前リスカした所見られてしまった。

頭抱えてベットにうずくまっちゃった。

ごめんね、ほんとにごめんね…

「本当にこれからどう接したらいいか分かんないけど、凛彩が病まないように頑張る。でも本当に傷痕とかグロイの苦手だから本当に無理…」

って言われた。

「結翔…」

って肩に手置いたら

「触らないで…」

って手振り払われた。

10分位お互い黙ってた。それから

「消毒液と包帯持ってくるから…」

って下へ降りて行った。

自分がやったことだけど、触らないでって言われたのがすごくショックすぎて涙も出なかった。

嫌われたんだと思った。

もう無理だと思った。

こんな自分を好きでいてくれる人なんて居ない。

私はここに居ちゃいけないんだって思ったら鞄をつかんで下へ降りてた。

リビングには誰も居なかったからそのまま玄関から出た。

ごめんなさい

ごめんなさい

結翔のお父さん、お母さん良くして下さったのに勝手なことしてごめんなさい…