何なの?私ってどんなイメ-ジ?と不思議そうにした私を放って

「行こう」

と先に歩き出す。

「いやどこに?」

と言葉にならない言葉が頭をぐるぐる回る。

何回か来たことがあるかの様にさっささっさと近くの公園へ入って行き、ベンチに座る。

何か自分より4つも下だとは思えない位大人っぽい結翔の顔がまともに見れない。

「凛彩?どした?」

と不安そうに下から見上げてくる結翔の顔がやっぱりまともに見れない。

「やっと会えたね。」

と笑ってきた笑顔はやっぱり高校生を感じさせた。