俺の名前は小泉 優。

俺は、とうとう【自分の理想の女性】と言う人に出会ってしまった。

初めて彼女を見た時は、俺の妄想が幻覚を見せてるのかと思ったくらい。
そのくらい、彼女を見た時の印象はすごかった。


高校一年の春。俺は、同中で隣りのクラスの健に「スッゴイ可愛い子が居るから見に来い」と誘われて、健のクラスに行った。


教室に入ると、一際目立つ二人組が目に入った。


窓際一番後ろの席に座ってケラケラ笑ってる二人。