「それじゃ、担任の先生を呼ぶからそこで待っていて」
理事長のその言葉に私達五人の間に緊張が走った。
───担任
誰だろう……。
私達はまだ担任が誰なのか知らされていない。
全員が“病気”、しかもみな誰かしらと病名が被っているため何かあった時のためにクラスは同じにしてくれたようだけれど、まさか担任を元ヤンにしないで下さいなんて言えるわけがない。
まず第一に病気と担任が元ヤンなこととはまるで関係がないし、そんなことを言ったら怪しまれてしまうに決まっている。
だって元ヤンの先生が嫌なら普通の公立の学校に行けよって話になるんだから。
……はあぁぁ。
別にバレなければ飛翔や翡翠の関係者…というか先代?でも構わないんだ。
ただ、接触する機会が他の先生よりも格段に増える分毎回気を張っていなくちゃいけなくてストレスが溜まりそうだから、そうじゃない先生に越したことはない。
……だけど。
嫌な予感がするのは私だけ?
私は頭二個分くらい背が高いしーにぃと目を合わせるために視線を上げた。
すると、私と同じことを思っていのかしーにぃとバチっと目が合った。



