「ははっ、ガッついたな?ナミはカルーアだったな。ちょっと待って。」 『ありがとうっ。もう…やけ酒してやるっ…。』 「ははっ、飲み過ぎんなよ?」 『はぁーいっ。』 横目でキッチンでカクテルを作るお風呂上がりのお兄ちゃんに目線が行く。 彼女さんは毎日お兄ちゃんと一緒に居るんだ…。 なんか羨ましいな。 …それに比べて私は放っておかれてばっかり。本当に接待なのかな? なんて疑いの感情も沸々と湧いてくる。