女の子拾いました

澪「わ、私…お父さんの所から逃げてきたの…」


私の話をみんな黙って真剣に聞いてくれた


母が1年前に不慮の事故で亡くなり、その反動かはわからないけど私に暴力を振るうようになった父のことを


ろくにご飯も食べさせてもらえず、ほぼ監禁状態で1年間過ごしてきたことも


そして今日、父のスキをついて逃げてきたことを


そして今素性もわからない私を受け入れてご飯を一緒に食べてくれて嬉しくて泣いてしまったことも


全部全部話した


飛鳥「そっか、大変だったね…」


蓮「じゃあここに住めばいいだろ」


澪「え…??」


蓮の意見にみんなが賛成!と言い出した


澪「で、でもダメだよ……私なんていらないんだから、必要、ないんだから…」


蓮「お前は俺が拾ったんだぞ。俺が決める」


なんて横暴なんだ……って思ったけど、受け入れてくれたことが嬉しくて、また涙が出た


猛「む、蓮が泣かせたぞ」


司「あーあーwww」


澪「ち、ちが……嬉しくて…。私なんて必要ないと思ったのに……受け入れてくれて……」


ありがとうございます、というとみんながようこそと喜んでくれた