ありがたいことだし、おかげで負担が少なく過ごせている訳なんだけれども。


全体的に白が少ないこの家とか、階段の両サイドに手すりがついてる事とか、わざわざ木材でできている食器を使ってる事とか。



わたしの為にと両親が気遣ってくれている毎日が。




息苦しくて仕方がない。





両親の優しさを素直に受け取れない事とか、この先まともに生きていけるのかなあとか。



ほんとに親不孝者だとおもう。




でも、眉をハの字にして腫れ物を扱うように接してくる両親を見るのが辛い。



わたしは自分を可哀想だなんて思ったことないのに、お前は可哀想な子だ、と決められている。





それは小学校、中学、高校と学校でもどこにいても状況は変わらなかった。





………息が詰まる。