すると納得したように、たどたどしくだが名前を口にした。
その名前は僕がずっと追い越せなかった名前。
どんなやつなんだろうとは思ってたが、こんな形で知ることになるとは思ってなかった。
……そして、深く関わることになる事も。
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なんだか少し懐かしい気がした。
まだ2ヶ月も経ってないのに。
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渋谷 茉白
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《須王くん、おはよう》6:45
《今日熱が出てしまったから学校お休みすることになって…》6:45
《ダンス教えてもらう予定だったのにできなくなってごめんなさい》6:46
6:50《全然、了解した》
6:50《お大事にね》
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無理をさせてしまったのかな。
「須王ー!おはようさん!茉白は?まだ来てないの?」
「熱が出ちゃったみたい。ダンス一緒にやろうってやっぱり無理させちゃったかな。」
言い出したのは僕だし、アルビノの事まだよくわかってないのに無責任だったよな。
あの時は、せっかくの体育祭だから一緒にやりたいと思って言ったんだけど……軽率だったな。
「あんた、何言ってんの?」
「…は?」
「茉白は馬鹿じゃないんだから、本当に身体に悪かったらやらないでしょ。
それくらい一緒にいればわかるわよ。
あの子は自分の意志でやりたいと思ったから、今頑張ってるんじゃない。」

