キミ色に染めて



「えっと…皆んなもう知ってると思うけど、わたしアルビノだから紫外線弱くて、あんまり長いこと太陽の下にいられないんだよね、」



「…そっか、衣装で一緒に写真撮りたいなとか思ってたんだけど、それなら仕方ない、か。」



しゅん、っと眉を下げたみかちゃんに少し心が痛む。



あからさまに、さっきより空気が重くなってる。



ああ、だから嫌なんだ。気を使わせてしまう。



「…長いことってことは、当日だけだったら平気なの?」



「う、ん。ダンスの時間だけ、なら、、」



15分とか20分くらいのことなら平気なのだけど



でも体育祭まであと1ヶ月ちょっとの間、軍練は毎日あるし毎日行かないとダンス覚えられないし。



まだ5月とはいえ、日差しは確実に強くなってくる。



毎日ちょっとずつでも日光浴びてたら、溜まりに溜まって皮膚がびりびりしてきてしまう。



普通の人がなる日焼けよりも、もっと火傷に近い。



「当日平気ならダンスにしなよ。」



「はっ?お前何言ってんの!?」



「…うるさい祐輝。」



…可哀想。前津くん。



でも本当に何を言ってるんだか、、



「そうだよ!茉白!朝なら日差しまだ弱いから朝たまに顔出すぐらいで、昼に教わったのを須王と前津に放課後教わるってのはどう!?」



「え、でもそれ、須王くんと前津くんに迷惑が…」



「そんなの全然へーき。な?祐輝。」



「え、俺はー、ちょっとバイトが、、」