教室へ入ると、友達の 大空 未来 が話しかけてきた
「おっは~」
「おはよう」
わたしは未来と挨拶を終えて自分の席についた
わたしの場所は一番後ろの窓側だからよく空を見てる
空を見ることが今は、わたしの生きたいと思える唯一の理由
友達なんてどうでもいい。
あることを知ってしまったせいで、わたしは自分が大切にしていたものを全部すてた。
その中のひとつが未来。
未来は昔、わたしととても仲がよかった
小学校からの友達で、親友といってもいいくらい
今も前と同じで普通に仲良く話している
だけど、仲良くしている演技を演じているだけ
未来は多分、私が仲良しごっこを演じているのは気づいていない
気づいてはやく嫌いになってほしい
「ねぇ、明日香ー!!」
こうやって話しかけてくるのがイライラする。
「どうしたの?」
無理やり笑顔を張り付けて、未来に顔を向ける
「今日、転校生来るらしいよ」
「へぇー、どんな子なの?」
「男の子でイケメンだって!!」
(転校生かー、でもなんでこんな時期に)
「おっは~」
「おはよう」
わたしは未来と挨拶を終えて自分の席についた
わたしの場所は一番後ろの窓側だからよく空を見てる
空を見ることが今は、わたしの生きたいと思える唯一の理由
友達なんてどうでもいい。
あることを知ってしまったせいで、わたしは自分が大切にしていたものを全部すてた。
その中のひとつが未来。
未来は昔、わたしととても仲がよかった
小学校からの友達で、親友といってもいいくらい
今も前と同じで普通に仲良く話している
だけど、仲良くしている演技を演じているだけ
未来は多分、私が仲良しごっこを演じているのは気づいていない
気づいてはやく嫌いになってほしい
「ねぇ、明日香ー!!」
こうやって話しかけてくるのがイライラする。
「どうしたの?」
無理やり笑顔を張り付けて、未来に顔を向ける
「今日、転校生来るらしいよ」
「へぇー、どんな子なの?」
「男の子でイケメンだって!!」
(転校生かー、でもなんでこんな時期に)
