えぇっ!?100メートルって……。
もしかて課長のライバルになるってこと?
私は、驚いていると課長は、クスッと笑った。

「相手にとって不足はない。
全力で来い。受けて立とう」

「ありがとうございます。じゃあ
ウォーミングアップがあるのでこれで失礼します」

彼の挑戦に挑む気満々だった。
すると青年は、ニコッと笑い頭を軽く下げると
行ってしまった。課長のファンだと言っていたのに
ライバル宣言をしていた。
ある意味、勇気のある選手だろう。すると

「どう思う?彼のことは?」

篠原さんが課長に質問してきた。
どう思うって……どういう意味かしら?
私は、首を傾げたら課長は、さらにニヤリと笑う。

「アイツ……いい目をしている。
ダークホースになるでしょうね。面白い」

課長は、意味深い発言をしていた。
ダークホース?あの子が……!?

「君もそう思うかい。
彼……永井優樹君は、大学生なんだが
最近現れて数々の大会で優勝をしている
大型ルーキーらしいよ!」

「大型ルーキーか。なるほどな」

篠原さんの言葉に驚いた。
課長もなるほどって……そんな凄い選手なの!?
だとしたら課長の優勝にも大きく響くってこと?
それは、困るわ。

思わないライバルに動揺する。
もし優勝出来なかったら……私は、課長と
結婚が出来なくなっちゃう。
胸がズキッと痛んだ。

「結衣。おい、結衣。聞いているのか?」

すると課長に怒鳴られてしまった。
ビクッと身体が震えた。えっ?私!?