そして次の朝
俺たちがおじさんの料理を食べていた時だ
「えぇ〜あみちゃん歌も歌ってるの!?」
「ちょっとおじさん余計なこと言わないでよ」
「別にいいじゃないかぁ!!あみちゃんの歌声はほんとに綺麗だからね!」
「またいつか聞かせてよ!」
「またいつかね」
「よっしゃその日までずっと待ってるからね!」
あみちゃんは笑っている
でも、どこか切なそう
「俺にも聞かせてよ」
俺もそう言った
「いつかね!」
「よし、じゃあ行こっか!」
「うん!いこいこ!」
「じゃあおじちゃん行ってくるね!」
「気をつけてなぁ」
「なんかさ、みんな並んでみると、あすまくんだけ身長低いんだね笑」
「は?」
「そうなんだよねぇ、まぁあすまは顔が可愛いからな!」
「確かに子犬みたいな顔してる笑」
「いやいや笑そんなこと言ったらあみちゃんだって低いじゃん」
「女の子は低くていいの!」