空の彼方の君に願う。

「ところでいつからダンサーの仕事やってるの?」



翔弥が聞いた



「ダンサーは中学生の頃からやってるの」



「そんなに早くから」



「すっげぇな」



「全然、まだまだだよ」



「親が亡くなってから暇さえあれば歩翔にダンス見てもらってたの、ほんとにいい兄だよ」



「なんか意外な面まであるんだな笑」



「ほんとにな笑」



「そうなの?笑」



「歩翔女子からモテモテだったんだけど、女子にはちょっと冷たかったよな」



「えぇそれは初耳だなぁ」











「みんなで観光ってよくするの?」




「うん、まぁそうゆう年頃だし?笑」




「そうだよね‪笑私も遠出したいなぁ」




「あみちゃんも同じだもんね笑」




「あ!そういえばみんな三連休だよね?明日私が案内してあげようか?大阪ならまあまあ詳しいし!」




「ほんとに?やったァァァァ!」




「よろしく!」




「うん!」



俺も




「あみちゃん、よろしく」




「こちらこそ!」