空の彼方の君に願う。

「あの、あみさんの兄ってもしかして」












「朝比奈歩翔じゃないですか?」




「ちょ、あすぽん何言ってんだよォ!」









「...そうですけど、なんでご存知なんですか?」








「え、え、え、まじでぇぇ!?」



「歩翔の妹さん?」









「俺たち、歩翔の同級生なんですけど」












「まさかこんな所で会うなんてねぇ」




あの後俺たちはあみちゃんに連れてこられて


あみちゃんが今やとってもらってるお店に来た




「俺たちもびっくりしたよねぇ」



「でも、あみちゃんってダンスやってたんだね」



「そうだよ!ダンスは小学2年の頃からやってて、少しだけダンサーの仕事も貰ってるの!」



「学校とか、どうしてるの?」



「んんー学校は行ってるけどほとんどおサボり、なんか行こうって思えないんだよねぇ」