空の彼方の君に願う。







「ハイチーズ!」



パシャ




「ありがとうございます!にしてもお姉さん可愛いですねぇ!ダンスもめっちゃくちゃ上手かったし!」




「え、そんなことないですよ笑、みんな今日はここに遊びに来たの?」




「観光で名古屋から来たんですよ」




そう諒也が言った




「え!名古屋から来たの?」





「そぉなんですよォ!お姉さん名前は?」




「私、橘愛海(たちばなあみ)って言います!これでも高1なんですよォ」



「あみさん!高1ってことは1個年下じゃないですか!」




「え!そーなんですか!」




「こんなに可愛いくて大人っぽいから年上かと思ったァ、な!あすま!」




「え、あぁうん」




「え、あすま?」





「あ、俺ですけどなにか?」





「いや、亡くなった兄の同級生の名前と同じだなぁって思って、あすまって珍しい名前だし!」




すると翔弥が



「なぁ、やっぱりこの人」




「あぁ」