カーテンの隙間から入り込む朝日を感じながら瞼を開く。 小鳥のさえずりが心地よい。 なんてことは無く。 「りりかぁ!!起きなさいって言ってるでしょ!!!!」 「あああああ布団がぁあああ」 ママに布団をひっぺがされて起きます。 いつも通りの朝 いつも通りの通学路 いつも通りの学校 全てがいつも通りの毎日に、正直飽き飽きしていた気がする。 全てが変わったのは、この席替えからだった。