「これは?」
「Shineの言葉を借りて言えば私の野望が入ってる。
いいから開けてみて」
遥の野望と言われ首を傾げながら封筒を受け取り中に入っていた物を取り出すと沙弓は目を見開いた。
「遥、これ……」
「そう!Shineのクリスマスライブのチケット!!しかもKaiserとの対決の発表もあるのよ!!」
「二枚あるけど……」
「私と沙弓の二人分。
言ったよね、沙弓をShineファンにして一緒にライブに行きたいって」
ウインクしながら言った遥の言葉に何度か瞬きしてから沙弓は肩の力を抜くと、何故か笑いが込み上げてきて止まらなくなった。
「遥……あの言葉本気だったのね……」
「当然よ!その為に昼休憩ごとにShineの曲を聴かせたり写真集見せたりいろいろ語ったりしたんだから!!
あ、クリスマスライブだから陽人さんには沙弓を借りることになっちゃって悪いんだけど……」
「ふふっ……大丈夫。
その日は陽人も忙しくて会えない予定だから」
「ええっ!?せっかくのクリスマスなのにっ!?何してるのあのダサメンはっ!!」
「チケット渡してきた遥がそれを言う?」
もうダメだと沙弓はお腹を抱えて笑いだしてしまったが、それを見て遥も一緒に笑ってくれた。
このライブには陽人には内緒でこっそり行って革命の結果を一緒に見届けよう。
それがどのような結果になろうとも隣に遥がいてくれるだけで心強く思えるのだった。
「Shineの言葉を借りて言えば私の野望が入ってる。
いいから開けてみて」
遥の野望と言われ首を傾げながら封筒を受け取り中に入っていた物を取り出すと沙弓は目を見開いた。
「遥、これ……」
「そう!Shineのクリスマスライブのチケット!!しかもKaiserとの対決の発表もあるのよ!!」
「二枚あるけど……」
「私と沙弓の二人分。
言ったよね、沙弓をShineファンにして一緒にライブに行きたいって」
ウインクしながら言った遥の言葉に何度か瞬きしてから沙弓は肩の力を抜くと、何故か笑いが込み上げてきて止まらなくなった。
「遥……あの言葉本気だったのね……」
「当然よ!その為に昼休憩ごとにShineの曲を聴かせたり写真集見せたりいろいろ語ったりしたんだから!!
あ、クリスマスライブだから陽人さんには沙弓を借りることになっちゃって悪いんだけど……」
「ふふっ……大丈夫。
その日は陽人も忙しくて会えない予定だから」
「ええっ!?せっかくのクリスマスなのにっ!?何してるのあのダサメンはっ!!」
「チケット渡してきた遥がそれを言う?」
もうダメだと沙弓はお腹を抱えて笑いだしてしまったが、それを見て遥も一緒に笑ってくれた。
このライブには陽人には内緒でこっそり行って革命の結果を一緒に見届けよう。
それがどのような結果になろうとも隣に遥がいてくれるだけで心強く思えるのだった。



