【多幸】の助っ人を始めてから二回目の土曜日。
厳重なセキュリティを通って指示された部屋へと弁当を運ぶために台車をガラガラと押していたら前から歩いてきた知ってるような知らないような男性に話しかけられて足を止めた。
「あれ?君って初めて見る顔だね?」
「はい、【多幸】と言う弁当屋です」
「ああ!あそこの弁当、種類もあって美味しいよね。
俺も好きだし、業界内でも結構評判良いよ」
「ありがとうございます」
お辞儀して改めて相手を見る。
場所がテレビ局なだけあってこの人も芸能人なのかも知れない。
誰かな?と思っていたらその人は横に並んで無遠慮にも肩に手を回してきたのでぞわっと鳥肌が立ってしまった。
「ね、配達終わったら暇?」
「いえ、お店に戻らないといけないので……」
「じゃあその後は?俺これからオフだから良かったら一緒に遊びにいかない?女の子が気に入りそうな良いとこ知ってるんだけど……」
「【多幸】の配達人さん、迎えに来たよ」
あまりの馴れ馴れしさと強引さに困り果てていると今度は後ろから聞いたことのある声が聞こえてきた。
肩に手を回していた男性が驚いていた様だったのでどうしたのかと思いながら振り返ると、そこにはキラキラと豪華な衣装に身を包んでアイドルのような笑顔を浮かべている整った顔の男性が立っていた。
厳重なセキュリティを通って指示された部屋へと弁当を運ぶために台車をガラガラと押していたら前から歩いてきた知ってるような知らないような男性に話しかけられて足を止めた。
「あれ?君って初めて見る顔だね?」
「はい、【多幸】と言う弁当屋です」
「ああ!あそこの弁当、種類もあって美味しいよね。
俺も好きだし、業界内でも結構評判良いよ」
「ありがとうございます」
お辞儀して改めて相手を見る。
場所がテレビ局なだけあってこの人も芸能人なのかも知れない。
誰かな?と思っていたらその人は横に並んで無遠慮にも肩に手を回してきたのでぞわっと鳥肌が立ってしまった。
「ね、配達終わったら暇?」
「いえ、お店に戻らないといけないので……」
「じゃあその後は?俺これからオフだから良かったら一緒に遊びにいかない?女の子が気に入りそうな良いとこ知ってるんだけど……」
「【多幸】の配達人さん、迎えに来たよ」
あまりの馴れ馴れしさと強引さに困り果てていると今度は後ろから聞いたことのある声が聞こえてきた。
肩に手を回していた男性が驚いていた様だったのでどうしたのかと思いながら振り返ると、そこにはキラキラと豪華な衣装に身を包んでアイドルのような笑顔を浮かべている整った顔の男性が立っていた。



