Shineが飛び出したと同時にスポットライトが虹色に輝き大音量で音楽が響き渡った。
一曲目はShineのデビュー曲で誰もが知っている曲だった。
ユウナと背中合わせになって歌うハルトは正しくアイドルの格好をしていて、昨日とは全く違う姿に沙弓は目を見開いた。
その後数曲歌ったところで音楽が鳴り止むと、ユウナがステージの真ん中まで走ってきて大きく手を振りだした。
『みなさーんっ!!
こーんばーんはーっ!!』
こんばんはーっ!!
ユウナの挨拶の言葉に合わせて会場の人達が全員挨拶を返す。
初めてライブに来た沙弓達は驚いて周囲を見回していた。
『こんなにたくさんの人達に来てもらえてすごく嬉しいです!
今日もたーっくさん、盛り上がりましょうねーっ!!』
わーっ!!!
「す、すごいね……ライブってこんなに盛り上がるんだね」
「私、遥にライブのDVD押し付けられて何度か見ましたけど……テレビで見てるのと実際に体感するのと全然違いますね」
周りの熱気に圧倒されて南尾と小声でこそこそと話し合う。
周りの声にかき消されないように顔を近づけて話していると、どこからか冷たい視線を感じて一瞬身震いした。
一曲目はShineのデビュー曲で誰もが知っている曲だった。
ユウナと背中合わせになって歌うハルトは正しくアイドルの格好をしていて、昨日とは全く違う姿に沙弓は目を見開いた。
その後数曲歌ったところで音楽が鳴り止むと、ユウナがステージの真ん中まで走ってきて大きく手を振りだした。
『みなさーんっ!!
こーんばーんはーっ!!』
こんばんはーっ!!
ユウナの挨拶の言葉に合わせて会場の人達が全員挨拶を返す。
初めてライブに来た沙弓達は驚いて周囲を見回していた。
『こんなにたくさんの人達に来てもらえてすごく嬉しいです!
今日もたーっくさん、盛り上がりましょうねーっ!!』
わーっ!!!
「す、すごいね……ライブってこんなに盛り上がるんだね」
「私、遥にライブのDVD押し付けられて何度か見ましたけど……テレビで見てるのと実際に体感するのと全然違いますね」
周りの熱気に圧倒されて南尾と小声でこそこそと話し合う。
周りの声にかき消されないように顔を近づけて話していると、どこからか冷たい視線を感じて一瞬身震いした。



