そんなことがあってから沙弓と南尾がどうなったのか気になりつつも、沙弓に確認の電話が取れずに三週間が経過してしまった。
リハーサルにライブ、握手会に収録に撮影にインタビューにも走り回り、ハルトの回りには常に人がいて、やっと一人になった時は深夜。
朝は早朝から移動したりと休む間もなく動いていたら、それだけの日数が経ってしまっていた。
沙弓から何度か連絡が来ていたけれど、折り返す暇がなかったらパタッと連絡が来なくなった。
想いは同じはずだけれど、不安定で曖昧な関係に心配と不安になって嫌気が差したのかもしれない。
そう思うといてもたってもいられなかったけれど、仕事は待ってくれなかった。
もし遥が流すと言った噂が失敗していたら?
そもそもあれだけ酔っぱらっていたのだから忘れていたのだとしてもおかしくない。
その隙に南尾がさらに沙弓にアプローチしていてら?
連絡が取れないハルトに対して愛想を尽かして、南尾に気持ちが揺れ動いてしまっていたら……。
三週間前には二人を信じようと思っていたのに、沙弓からの連絡が途絶えてしまったことでハルトも少なからず不安になってしまった。
「……渡さない」
沙弓だけは誰にも渡さない。
ハルトでなく陽人として見てくれる唯一の人をやっと見つけて、奇跡的にも同じ感情を持ち合わせていたのだから絶対に誰にも渡せない。
そう思っていたら無意識に持っていたスマホから呼び出し音が鳴っていた。
ハッとして見てみるといつの間にか沙弓に電話を掛けていて、慌てて時計を見て少しだけ時間があるのを確認すると、ハルトは沙弓が電話に出てくれるのを祈るような気持ちで待っていた。
リハーサルにライブ、握手会に収録に撮影にインタビューにも走り回り、ハルトの回りには常に人がいて、やっと一人になった時は深夜。
朝は早朝から移動したりと休む間もなく動いていたら、それだけの日数が経ってしまっていた。
沙弓から何度か連絡が来ていたけれど、折り返す暇がなかったらパタッと連絡が来なくなった。
想いは同じはずだけれど、不安定で曖昧な関係に心配と不安になって嫌気が差したのかもしれない。
そう思うといてもたってもいられなかったけれど、仕事は待ってくれなかった。
もし遥が流すと言った噂が失敗していたら?
そもそもあれだけ酔っぱらっていたのだから忘れていたのだとしてもおかしくない。
その隙に南尾がさらに沙弓にアプローチしていてら?
連絡が取れないハルトに対して愛想を尽かして、南尾に気持ちが揺れ動いてしまっていたら……。
三週間前には二人を信じようと思っていたのに、沙弓からの連絡が途絶えてしまったことでハルトも少なからず不安になってしまった。
「……渡さない」
沙弓だけは誰にも渡さない。
ハルトでなく陽人として見てくれる唯一の人をやっと見つけて、奇跡的にも同じ感情を持ち合わせていたのだから絶対に誰にも渡せない。
そう思っていたら無意識に持っていたスマホから呼び出し音が鳴っていた。
ハッとして見てみるといつの間にか沙弓に電話を掛けていて、慌てて時計を見て少しだけ時間があるのを確認すると、ハルトは沙弓が電話に出てくれるのを祈るような気持ちで待っていた。



