ライブ後の疲れきった状態のはずの収録も、直前の沙弓とのメッセージのやり取りのお陰で心なしか体が軽く感じた。
だからと言ってインタビューの時と同じようにハルトが表立って話したりすることはなく、受け答えや何かしらのアクションはやはり仮眠から目覚めたばかりのエネルギーチャージされたらしいユウナが対応していた。
『今回のライブは今までと一味違うんでしょ?具体的には何が違うの?』
『それは見に来てくれた人だけが体験できる事なので、今はまだ内緒なんですよー』
『今は、と言うことはその内教えてくれるのかな?』
『ライブツアーが終わったらDVDが発売されるので、そちらを見てもらえたら分かると思います!』
『さすがユウナちゃん、上手に宣伝入れるねー』
司会者とユウナの軽快なトークにスタジオの人達が笑ってる中、ハルトはアイドルスマイルを携えながらそのやり取りを黙って見ていた。
『そう言えば、世間ではハルト君が恋をしたんじゃないかって噂が流れてるけど、ユウナちゃんから見てハルト君は恋をしてそう?』
ここでも出てくるのはその話題かと内心苦笑していると、ユウナは少し困ったように眉を下げてほんの少しだけ首を傾げた。
だからと言ってインタビューの時と同じようにハルトが表立って話したりすることはなく、受け答えや何かしらのアクションはやはり仮眠から目覚めたばかりのエネルギーチャージされたらしいユウナが対応していた。
『今回のライブは今までと一味違うんでしょ?具体的には何が違うの?』
『それは見に来てくれた人だけが体験できる事なので、今はまだ内緒なんですよー』
『今は、と言うことはその内教えてくれるのかな?』
『ライブツアーが終わったらDVDが発売されるので、そちらを見てもらえたら分かると思います!』
『さすがユウナちゃん、上手に宣伝入れるねー』
司会者とユウナの軽快なトークにスタジオの人達が笑ってる中、ハルトはアイドルスマイルを携えながらそのやり取りを黙って見ていた。
『そう言えば、世間ではハルト君が恋をしたんじゃないかって噂が流れてるけど、ユウナちゃんから見てハルト君は恋をしてそう?』
ここでも出てくるのはその話題かと内心苦笑していると、ユウナは少し困ったように眉を下げてほんの少しだけ首を傾げた。



