溺愛兄ちゃんたち

ガラガラガラ…
『おはよー!桃華!今までありがとうね!』
山下桃華 15歳
私の幼馴染で唯一家庭の事情をわかっている。
見た目は真面目そうだけど好き嫌いがハッキリしている。
この子もあまり友達がいない為いつも二人でいることが多い!
「おはよ!愛、今日で中学最後だね!まぁ高校でもよろしく!」
『もぅ、始まるよ。そろそろ行こうか?』
「行こっか!」

私はまだ知らなかった
今から始まる事を…



「皆さん、ご卒業おめでとうございます。3年間皆さんは、色々あったと思いますが、これからの高校生活を楽しんでください。本当に卒業おめでとう」
グズッ
学年皆が泣き出している。

その時……
ガラガラガラッ
っえ………
お兄ちゃん……グズッ…

「来たよ!愛!おめでとう〜」
なんで…なんで来たのよ…クラスの皆にも言ってないのに…
…………
キャーーーーッ
「アレ、Akiに透に理亜じゃない!?」
「何でうちの学校に芸能人来てるの⁉︎」
「ちょーかっこいいー」

お兄ちゃん…どんだけサプライズなのよ
もっと好きになっていくじゃん…

「愛、綺麗だよ。騙してごめんね…でも来たっかったのは事実だから許してね」
「愛、さっきは言えなくてごめん。お前の晴れ姿をこの目に焼きつきたかった。綺麗だよ」
「愛!可愛いー!大好きだよ!本当におめでとう」
お兄ちゃん達…ありがとう。本当にありがとう

『兄ちゃん達、ありがとう!ギューー』


「ッエ⁉︎愛のお兄ちゃんだったの⁉︎すごい兄弟!」

無事、卒業式が終わった…
疲れたーーー。