「おはよう愛 朝だよー!起きな、チューするよ」
『うーーん、無理…』
私は朝が苦手で中々起きられない。
「なら、チューするよ。 チュッ」
ガパッ!!

『何してんの!?亜希兄!朝からビックリさせんといてーや』
「おはよう愛。もう7時だよ?間に合う?」
『ッッえぇぇぇ!?もう、なんで早くおこしてくれなかったのよー!』
そうです。私は今日、中学の卒業式なのです。
「だって起きなかったんだもん。愛…気持ちよさそうに寝てたから…」
『ご…ご、ごめん亜希兄』
「着替えて下降りておいで?髪の毛してあげるから」
『ありがとう!亜希兄!大好き!チュッ』
いつも朝は、起きたら頬にキスが日常茶飯事
「俺も大好きだよ。チュッ」
『亜希兄…』