俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)


ベルは、相変わらずアダムに首根っこを
咥えられているけど……。
社長は、ベルを受け取るとアダムとミチルの頭を
よしよしと撫でてあげていた。

「あの……お帰りなさい」

私は、モジモジしながら出迎えた。
あの後だと何だか気まずい……。

「ただいま。支度しろ。
すぐに出掛けるから」

「あの……どちらに?」

支度しろと言われても
どうしたらいいか分からない。
説明だってまだされていないのに……。

「アダムの散歩だ。
行きたい場所は、その通りにある」

はい?アダムの散歩コースに?
ますます意味が分からなかった。
そんな場所に何が?

アダムは、散歩と聞きしっぽをふりふりさせて
大喜びをしていた。
私は、困惑しながら身支度をした。
散歩だから動きやすい服装に着替え直した。

社長も着替えるとベルをバスケットに入れようと
奮闘していた。嫌がるベルは、
ジタバタと必死に抵抗して逃げ出す始末。

最終的には、何故だか
アダムの背中に乗ることで落ち着いた。

うーん。
それで、いいのかしら?

一応飛び出さないようにベルにも
リードを付けるが……。
社長の話だとこれが通常といえば通常らしい。
そうなんだ……。

そして散歩に行くのだが前に社長とアダムが。
私は、ミチルと一緒に後ろを歩いた。
ノシノシと歩くアダムの上に
ベルは、ちょこんと乗っている姿は、まるで
熊に乗った金太郎みたいだ。