俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)


社長室に入るとしばらくベルは、
社長のそばをベッタリと離れなかった。
お膝の上に座っている。

私は、取り合えず
自分の仕事があるため部署に戻った。
これなら大人しくしてくれるだろう。

お昼休みに様子を見に来ればいいか。
そう思っていた。そして
急いで仕事終わらせお昼休みに社長室に向かった。
中に入ってみるとベルは、慣れてきたのか
部屋中をウロウロと歩き回っていた。

どうやら思ったより早く
元に戻ったらしい。

「ニャー」

ベルは、私に気づくとこちらに
駆け寄ってくれた。

「ベル。すっかり元通りね」

よいしょっと抱き上げると
ゴロゴロと喉を鳴らしてしっぽを振ってきた。
この愛嬌のある人懐っこさが
ついついイタズラを許してしまうのよね。

優しく撫でてあげた。
チラッと見ると社長は、凄く不機嫌そうな表情で
パソコンとにらめっこしていた。
うっ……怒っている。

きっと、私がベルを連れて来たせいで
仕事を遅らせたからだ。
私は、そう感じると胸を痛めた。

「あの……真那斗さん。すみませんでした。
今日は、ベルの件で大変、ご迷惑をおかけしまして」

「はぁっ?お前は、すでに謝っただろう?
それに今回は、ベルも悪い。
お前だけ責任をおわすのは、違うだろう」

頭を下げて謝罪をすると
社長は、パソコンのキーボードを打ちながら
私にそう返してきた。

えっ……?怒っている訳ではないの?
なら何故そんなに不機嫌なの?