俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)


しばらく探していると1人の女性社員が
声をあげて知らせてくれた。

「社長。居ました!!
3階に子猫が居るみたいです」

えっ!?
私と社長は、急いで3階に上がった。
すると階段付近に人が集まっていた。

「そこに子猫が居るのか!?」

「は、はい。あの中に……」

男性社員が指を指した。
私と社長は、そこまで行くと覗き込む。

あ、居た!!
ベルが、オブジェとゴミ箱の間に隠れていた。
よく見るとベルは、ガタガタと身体を丸くして
震えていた。

社長の言う通り落ち着いてきたら
怖くなったのだろう。
知らない場所に知らない人ばかりだから
いくら人懐っこいベルでも……。

「ベル。こっちに来い。俺だ!」

社長は、手を差し出して呼んだ。
そうするとベルは、社長に気づくと一目散に
社長に駆け寄って行く。

社長は、抱き締めると
ホッとした表情をしていた。
ベルも震えながら「ニャー」と鳴いていた。

「まったく……お転婆姫が。
心配かけさせやがって……」

良かった……無事で。
私は、嬉しくて涙が溢れてきた。

そして周りにお礼をした後
ベルを連れて社長室に戻った。
私も一緒について行くことにした。