けらけらと零す光の粒が、これからも私たちを照らしてくれますように。

命が絶えるまで、輝いていられますように。

「では、次なる目標は!」

「中間テスト赤点回避ー」

「それも大事だけどもー!」

「“midday crow”が、もっと多くの人に届いたらいいね」

「……おう! どこへでも、俺たちで、翔んでいこうぜ」

四人は拳を突き出した。

この願いが叶いますように。

濡れ羽色の翼が飛び立つ日は、そう遠くない未来に。