こーくんとの関係性を問われれば
距離感の近い「幼馴染」。
他の人からみたら異質に見えても
昔からそうだった私にとってはこれが普通。
ただ
高校生になって
変に気恥ずかしい気持ちが生まれたのは確か。
こーくんは人目とか気にする人じゃないから
平気にしてるけど、私は気にする。
「こーくんの事、好きなのは確かだよ
優しいし、甘やかしてくれるし」
大して可愛くもない私を
毎日、可愛いって褒めてくれるし。
頑張ったら頭撫でてくれるし。
色んなところ連れてってくれるし。
「まあ、あんたはともかく
矢橋君は確実にあんたの事好きだよ
恋愛的な意味で」
「うーん」
「なにその微妙な顔。嫌なの?」
「嫌じゃないよ
ただ、私にこーくんはもったいないから」
可愛くてかっこよくて優しいこーくん。
自慢のこーくん。
なんの取り柄もなく至って平凡か
それ以下な私はつり合わない。
「こーくんにもし好きだって言われても
きっと私は色々自信なくて
断っちゃう気がする」
それでなくても
私はこーくんが恋愛的な意味で好きなのか
幼馴染として好きなのか、はっきりしてないから。
距離感の近い「幼馴染」。
他の人からみたら異質に見えても
昔からそうだった私にとってはこれが普通。
ただ
高校生になって
変に気恥ずかしい気持ちが生まれたのは確か。
こーくんは人目とか気にする人じゃないから
平気にしてるけど、私は気にする。
「こーくんの事、好きなのは確かだよ
優しいし、甘やかしてくれるし」
大して可愛くもない私を
毎日、可愛いって褒めてくれるし。
頑張ったら頭撫でてくれるし。
色んなところ連れてってくれるし。
「まあ、あんたはともかく
矢橋君は確実にあんたの事好きだよ
恋愛的な意味で」
「うーん」
「なにその微妙な顔。嫌なの?」
「嫌じゃないよ
ただ、私にこーくんはもったいないから」
可愛くてかっこよくて優しいこーくん。
自慢のこーくん。
なんの取り柄もなく至って平凡か
それ以下な私はつり合わない。
「こーくんにもし好きだって言われても
きっと私は色々自信なくて
断っちゃう気がする」
それでなくても
私はこーくんが恋愛的な意味で好きなのか
幼馴染として好きなのか、はっきりしてないから。


