「何か食べる?
おばさんが色々用意してくれたよ」
そう言って、ベッド前のテーブルに顔を向ける。
スポーツドリンクにゼリー
おにぎりに軽いおかず、お菓子。
色々、置いてあった。
「……ううん。いい」
それよりも
「…………お風呂入りたい」
寝てる間に
ずいぶん汗をかいたみたいで
パジャマも下着も汗でべったり。
髪の毛もべたべたしてて、気持ち悪い。
「具合悪い時にお風呂は良くないと思うけど」
「……少しだから、大丈夫」
こーくんの制止も聞かずに
ベットから起き上がる私。
でも
「…っ」
ずっと眠っていたせいか
立ちくらみがひどくて
ふらつく私をこーくんが素早く支える。
「ほら。ふらついてる」
「…ごめん」
「……仕方ないなぁ」
…
…
…
どうしてもお風呂に入りたいとごねる私に
こーくんは困りながらも最終的に頷いた。
「じゃあ、外にいるから
何かあったら声かけてね」
そう言って
ぱたんと脱衣場のドアを閉めるこーくん。
まだ、ぼんやりする頭で
私はべたべたの服を脱いで浴室のドアを開けた。
ほどよい温度のシャワーで汗を流す。
軽く湯船にも浸かって
…
……大分すっきりした。
新しい下着とパジャマに着替えて
外で待ってくれていたこーくんに声をかける。
「お待たせ。こーくん」
「すっきりした?」
「うん」
こーくんは私の手からバスタオルを奪うと
わしゃわしゃと
痛くならない程度の力で
私の髪の毛についた水滴を拭う。
「ちゃんと乾かさないとだめだよ」
おばさんが色々用意してくれたよ」
そう言って、ベッド前のテーブルに顔を向ける。
スポーツドリンクにゼリー
おにぎりに軽いおかず、お菓子。
色々、置いてあった。
「……ううん。いい」
それよりも
「…………お風呂入りたい」
寝てる間に
ずいぶん汗をかいたみたいで
パジャマも下着も汗でべったり。
髪の毛もべたべたしてて、気持ち悪い。
「具合悪い時にお風呂は良くないと思うけど」
「……少しだから、大丈夫」
こーくんの制止も聞かずに
ベットから起き上がる私。
でも
「…っ」
ずっと眠っていたせいか
立ちくらみがひどくて
ふらつく私をこーくんが素早く支える。
「ほら。ふらついてる」
「…ごめん」
「……仕方ないなぁ」
…
…
…
どうしてもお風呂に入りたいとごねる私に
こーくんは困りながらも最終的に頷いた。
「じゃあ、外にいるから
何かあったら声かけてね」
そう言って
ぱたんと脱衣場のドアを閉めるこーくん。
まだ、ぼんやりする頭で
私はべたべたの服を脱いで浴室のドアを開けた。
ほどよい温度のシャワーで汗を流す。
軽く湯船にも浸かって
…
……大分すっきりした。
新しい下着とパジャマに着替えて
外で待ってくれていたこーくんに声をかける。
「お待たせ。こーくん」
「すっきりした?」
「うん」
こーくんは私の手からバスタオルを奪うと
わしゃわしゃと
痛くならない程度の力で
私の髪の毛についた水滴を拭う。
「ちゃんと乾かさないとだめだよ」


