「この期に及んで何をまだ“生”にしがみつく?

今まで散々でかい態度取ってきたくせに、

結局は罪を認めて、罰を受ける覚悟も無い“臆病物”かお前は?」


「・・・・フッ・・・・フッ・・
挑発しても無駄だぜ班長さんよぉ。」


「・・・・・・・。」


「俺のロックンロールはいずれ世界を変える。こんな事で死んでる場合じゃねぇんだよ。」


「・・・ロックンロールか・・・・。」


「・・なんだ?
ロックをバカにしてんのか?」


「逮捕した時から今まで・・
いつもそれだったな。

初めは頭ぶっ飛んでるサイコパスかと思ったが、今思い返せば・・

話の“肝”とか“核心”に触れようとした時、
いつもそれで逃げてた気がするよ。」


「そりゃ班長さんの考えすぎだ。」