会計を西平君に任せて、ダースモールの腕を掴んだ状態で店を出た。


「・・・雑誌記者ってのは・・嘘かよ・・。」


「私も疎いほうだが、インターネットの情報はあまり鵜呑みにしないほうがいいぞ。」


「・・!!」


外に出た瞬間に腕をふりほどこうとしたので更に腕をロックする。


「大人しくしなさい。」


「・・・チクショウ・・!」





「東条さん、お待たせしました。」


「西平君も一緒に来てくれるか?」


「勿論です。早く残りの3人と・・首謀者を突き止めましょう・・!!」


「うん。これで捜査は大きく前進した。

署に着いたら、新谷っていう私の元 部下に君を紹介するよ。」




観念したのか、しゅんと大人しくなったダースモールを連れて、

西平君と一緒に県警へと向かう。