声に気づいて振り返ったその人は、
声の主が、俺だと気づいて驚いたようだったが、
すぐにまた、俺に背を向けた。

てか『ギリ男』って。

「ギリ男くんがこの時間に来るって事は、雨降るね。
 だったら今日は、水やりしなくてよかったかなぁ~」