「どちらに?」 ワノスケの質問。 「もう、良いだろう?俺は釣りに行く。」 俺は剣より釣竿の方が似合う。 オロチの言葉。 俺も、この手に握るものは、剣よりも釣竿であってほしい。 「でしたら、お供を!」 ワノスケがそんなコトを口にするが・・・ 「そんなことしたら、魚が逃げるだろう・・・。」 ・・・という言葉を残しスサノオウは。王宮を後にした。