佳子へ
離れている間本当に寂しかった。
結婚しよう。
ずっとそばにいてください。
幸せにします。絶対。

そんなメッセージが書かれていた。
佳子は満面の笑みで返事をする。
「はい」
と。

龍仁は佳子の返事の後自分の胸ポケットから小さな箱を出した。

「え?」
その箱には今日二人で行ったジュエリーショップの名前が入っていた。