白衣の先生に恋しました。

「ちょっと待って…
なにか血を止めれるもの…
陽奈ちゃん!後、ぶつけたってどこを!?」


先生は必死にカバンの中を探している。


それと同時に時間がたつにつれて、
私の頭はボーッとしてきた。


多分、血が出て私の体が貧血気味だから。
あと、頭を少しぶつけたから意識が
朦朧としてるんだ…


「……」


「あった…。
ちょっ!陽奈ちゃん!目、閉じちゃダメ!!
意識は保って!」


そんな事言われても…ごめん…先生。
目が閉じていくの…


「……」


「陽奈!陽奈!?
しっかりしろ!!」


「陽奈!!!」


先生は何度も私の肩を揺さぶって声をかける。


「すいません!誰か!
救急車呼んでください!!
お願いします!」